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執筆者の写真そらまめお

ペンション暮らし

移住3ヶ月、やっと暮らしに慣れてきた。



前オーナーから引き継いだ設備や備品のおかげで整備済みのものが多いが、生活に慣れるのは結構時間が掛かるもの。

移住直後に大雪に見舞われ、その後も極寒・凍結、強風、地震、とあらゆる体験をしてきた。営業中でなくて良かった、というも本音のうちだ。


お客さんの居ない3ヶ月、僕ら夫婦はペンションでロングステイさせてもらっている感覚だった。静かな森の中、広々とした家で思い思いに料理をしたり、掃除と装飾を考えてのんびりと過ごした。寒かったけれど


いわゆるスローライフだった。


しかも冬滑るために夏働いたり体を鍛えて過ごすという“スノーマン”の端くれでもある僕にとって、雪山暮らしというのは憧れだった。


雪が降った朝は胸の高鳴りに任せて山へ向かう。

誰も居ない山の片隅で自由気ままに雪と戯れる。いい歳したオッサンが独り…

こういうのは性なんで仕方ないんです

この3ヶ月は楽しみ過ぎてしまったかもしれない。

そして、家には乾燥室も洗い場もあり…ワックス掛けのできる整備室まで揃っている。

まるで「遊べ」と言わんばかりに… 

(別にそんなこと誰も言ってないのは重々承知ですが)


もう弁明にしか聞こえないかもしれませんが、遊びほうけていたわけではなく、合間合間で遊んでいただけでして…


何より食事が愉しい。新鮮な野菜や肉が市場で手に入り、地元の商店だけでも良い食材やお酒が揃う。

外食も、チーズや肉の美味しいカフェレストランから東北の味付けが堪らない定食屋さん、ガッツリビーフのアメリカンなバーガー屋さん、フレッシュ野菜をふんだんに使うレストランが沢山




まだまだ探しきれていないけれど、美味しい暮らしは幸せだ。



しかし、ストレスもなく緩い時間を夫婦で共有できたのは本当に貴重な時間だった。

やっぱり、ペンションは居心地が良い!



この空間が本当に好きだ

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