蔵王の高原野菜
- そらまめお
- 2021年4月21日
- 読了時間: 1分
蔵王高原の環境はとかく厳しい。
蔵王連峰から吹き降ろされる冷気や強風、冷湿風(やませ)
夏の冷害はままある事態だそうだ。それに備えて風除けや温室を繕ってみるが、やはり吹き飛ばされる。
何とか難を逃れ、結実まで辿りついても人間が手に入れられるとは限らない。
やっと収穫と思った芋やモロコシを猪や熊が翌朝平らげてるなんてこともある。
というわけで、とっても貴重な高原野菜は

何とか守ろうと電気柵、あるいはモドキ柵で騙し込む
(ダミーでも電気柵を知っている個体は、「ヤベッ」と近寄らなくなる)
風から守るため、蔓用の棒は倒れないよう風対策を施す

近くの竹やぶからコツコツちぎってくる
けれど、支柱が弱いと通称「蔵王おろし」と呼ばれる山から吹き下ろす強風により…

アッサリやられる。。
諦めたらそこで終わりなので、コツコツ直して…
あとは祈る!
なんとか収穫できますように…
「ちくしょーい!」
なんてボヤいて仕事してたけれど、ご褒美を畦道で見つけた。

ついこの前までちっこかったフキノトウが立派なフキになっていた★
そしてもう1つ

奥深い場所にある山菜はそれだけ奥深い味がするそうな
春の前に山に入ってキョロキョロしといて良かった♪
山の春はええなぁ~
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